2025熟秋

昔から「はしりもの」をいただくと、その年はじめの生命力が宿り、恵みの力を分けていただくことで、長生きできるとされてきました。一方で、旬を終えた「なごりもの」には、旨みや甘みが凝縮され、実りの力が蓄えられて、滋養として重宝されてきた歴史があります。吉泉でも代々、生命力に溢れた「春の新茶=はしりもの」が、時間と共に「なごりもの」として熟されて、やがて滋養の力が宿った「秋の熟
成茶=はしりもの」に流転すると考えられてきました。
今回の秋のお茶は「春のなごり」と「秋のはしり」が重なる、この特別な時期限定の、「初蔵出し熟成茶」がお披露目となります。秋の深まりとともに、心を整えて、体を労わりたい方には、貴重な機会となりますので、お見逃しなくお買い求めください。

※なくなり次第、販売終了

2025熟秋